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博士人材の新たなカタチ 九州・アジアでグローカルに活躍する人材へ 熊本大学HIGOプログラムインターンシップ報告会を開催しました

2015-03-05

HIGOプログラムでは、2014年度、上天草市、化学及血清療法研究所、新日本科学、熊本日日新聞、テキサス大学、ワシントンDC、シンガポール国立大学の7か所でインターンシップを開催しました。研修の成果を学内外の人々に広く知っていただくために、本学工学部百周年記念館にて、インターンシップ報告会を開催しました。

 

 

  • 基調講演 熊本市前市長 幸山政史氏

『リーダーに求められるものとは 〜今、若者に伝えたいこと〜』

「決断力」「聞く力」「責任」「謙虚さ」など、リーダーに求められる条件についてお話いただきました。「誰でもリーダーになりうる」というメッセージが印象的でした。

 

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  • 学生からのインターンシップ報告

上天草市、化学及血清療法研究所、新日本科学、熊本日日新聞、テキサス大学、ワシントンDC、シンガポール国立大学のインターンシップについて、研修の成果を発表。インターンシップの意義、研修内容、その中で発見した課題や解決策、将来の抱負などを語りました。

 

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  • パネル討論『いまなぜ“グローカル人材”なのか』

企業や自治体の方々から、HIGOプログラムの学生の研修を受入れる際に力を入れた点が挙げられました。一方、学生たちは、研修で何を学び、自身の将来にどう生かしたいかを語りました。続いて企業の方々から、医薬品業界のグローバル化の現状などについてお話いただきました。そのほか「熊本ローカルな課題がアジアや世界の問題につながっている」「海外の人々と交流する際は、母国について聞かれることが多い。そのため、母国の文化や社会問題を深く知る必要がある」などの意見も挙がり、『グローカル』な視点の重要性を再認識しました。

会終了後は、学生主催の意見交換会を実施しました。企業の方々の生の声を聞き、将来設計のためのヒントを得ることができました。

 

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  • 学生の声

・幸山前市長は、リーダーに求められる能力の一つとして『決断力』を挙げておられました。私は「なるほど」と思うのと同時に、自分にはまだまだ足りない部分だと認識しました。この報告会は自分を見つめ直す良い機会になったと思います。

 

・幸山前市長をはじめ、発表したHIGO学生やパネル討論に参加された企業の方からグローカルに活躍する必要性、リーダーに求められる能力について、熱いメッセージを頂き、良い刺激を受けました。今後の自分の人生を考える上で参考になったと思います。

 

・意見交換会では、来賓の方々と直接話す機会が得られ、地域医療の問題点や将来予測される課題、企業の採用情報などについても具体的にお話し頂きました。皆さん気さくに答えて下さり、楽しみながら活発にディスカッションすることができました。