3-Days MBA leadership programを実施しました

2015-03-13

・HIGO 20名(学生14名、教員6名)

・講師: EQパートナーズ株式会社:安部哲也 代表取締役社長

・アシスタント: EQパートナーズ株式会社 Yao Lu氏

 

・MBA(ビジネススクール)で学ぶリーダーシップ論の研究の流れや3つのリーダーシップ(Self, Team, Global leadership)について、そのスキルや

考え方、実践手法を学ぶ

 

 

・1日目

リーダーシップ論に関する講義・演習

Good leader/ Bad leaderについて考察し、多様なリーダーシップとそのあり方ついて学びました。グループディスカッションで得られた意見を発表し、意見交換、質疑応答や、講師よりのアドバイスを行いました。

 

1900年代以降のリーダーシップ研究の流れを解説。それぞれのリーダーシップスタイル(例:変革型リーダーシップ、サーバント型リーダーシップなど)のメリット、デメリットと活用シーンを議論しました。

 

・2日目

Self およびTeam leadershipに関する講義・演習

自分自身の自分史曲線(Life line)を作成することで、自分自身の強みと弱み、好きなことと嫌いなことなどの自己分析を行い、学生同士で結果を共有しました。また、ロールプレイ演習を交えて『Coaching』のスキルを学びました。さらに、自身の将来の『ミッション・ビジョン』を図で表現する、また、グループに分かれてHIGOプログラムの『将来ビジョン』を粘土細工で表現するなどし、ミッション、ビジョンを設定することの重要性を学びました。

 

・3日目

Global leadershipに関する講義・演習

異文化間におけるリーダーシップの相違について理解を深めました。また、カードゲームを通じて異文化への適応の難しさを体感しました。さらに、ケーススタディーやロールプレイ演習を通じて、グローバルな環境における障壁を克服するためのスキルを学び、改めて、コーチングの重要性と実践手法を学びました。

 

リーダーシップというと、抽象的なものとして捉えがちですが、この研修では、理論や実践を交えて具体的に学ぶことができました。講義に加え、グループディスカッションやプレゼンテーションなども交えた双方向のスタイル。実際に活躍するエグゼクティブの考え方なども紹介され、多様なリーダーシップのあり方を知りました。また、学生自身やHIGOプログラムが目指すべき『ビジョン』を描き、互いに共有することで、日本人学生と留学生の相互理解が深まり、結束も強くなりました。

 

変化が求められる社会において、ビジョンやゴールを明確に定め、メンバーに伝えて理解を求め、チームの士気を高めていく『リーダーシップ』の重要性を知り、実社会で活躍するためのヒントを得ることができました。

 

 

講義・議論・体感型演習・ロールプレイ演習などを交えた3日間の集中講座で『リーダーシップ』を学んでいただきました。日本人も留学生も、実に活発に議論や質問をしており、みなさんのリーダーシップに関する関心度、問題意識の高さを感じました。

今回の研修が、今後のHIGOプログラムなどでの活動や、社会へ出てからのリーダーシップの参考となれば幸いです。

 

 

・今まで自分はリーダーになる器ではないと諦めている部分がありましたが、今回の研修を通して、『私でもリーダーになれる』と思えたことが非常によかったと思います。

 

・リーダーシップにも様々な形があり、状況に応じて変えていく必要があることを知り、リーダーシップとは何か、今まで漠然としていたものが明確になりました。また、多くの人と議論する中で自分の目標がはっきりとし、今後何をすべきなのか、より現実的な計画をたてることができました。

 

・日本人だけのレクチャーよりも、留学生を交える事で、より良い刺激を受け、とても有意義な研修になったと感じました。

 

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