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セミナー・シンポジウム及び募集
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2016-07-21

企業セミナー

 

講演者: 溝口 護 (株式会社木村鋳造所 第3営業部海外課)

演題: 捨てる神あれば、拾う神あり-「木村鋳造所」の名を世界に!

 

日時: 7月21日(木)15:00-16:30
場所: 医学教育図書棟3階 第1講義室

 

講演概要:

創業89年。フルモールド鋳造法を探求し続けて50年。プレス金型用鋳物で40%、工作機械用鋳物で20%の国内シェアを握り、年間80,000トンの鉄鋳物を供給する木村鋳造所の名を、業界で知らない人は決して多くはありません。

ですがこれは、あくまでも国内での話。海外では、業界においても知名度はまだまだ低いのが実情です。また、1トンを超えるような重量物である鋳物は「地産地消」が常識。これを海外に売るとなると、様々な問題が起こります。

しかし、だからこそ、この仕事は面白いのです。ものづくり、まして「鋳物」とは、全く無縁の人生を歩んできましたが、どうやってこの会社と出会ったのか、また、どうやって世界に鋳物を売り込むのか。未知の世界で楽しく戦う「奮闘記」です。

 

講師プロフィール:

溝口護氏は、大学卒業後、JICAの青年海外協力隊として南米セントルシアで教壇に立ち、日本での実務を経た後JICA国際協力機構のプログラムオフィサーとしてバングラデシュで勤務した経歴を持つ。帰国後は京都大学大学院にてMBAを取得。現在は株式会社木村鋳造所にて、文系出身でありながら理系のフィールドで学問の垣根を越えた文理融合の国際コーディネーターとしてアジア、欧米企業との連携を担っている。正に活躍する場を自ら切り開いてきた人物である。

溝口氏の現在までの経緯、考えをこれから新たな道を切り開くHIGOプログラム生の参考にされたい。

 

2016Jul21

PDF:2016Jul21

 

 

※ 企業・行政セミナー は、熊本大学所属者を対象としています。

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