2017-06-01
行政セミナー
講演者: 市原 猛志 (産業考古学会理事)
演題: 明治日本の産業革命遺産~九州各地の産業遺産・登録の経緯とその魅力~
日時: 6月1日(木)13:15~14:45
場所: 医学教育図書棟4階第3講義室
講演概要:
2015年UNESCO世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業―」は、八幡製鐵所や長崎・軍艦島など九州各地に残る産業遺産を中心に、8県11市23の資産で構成され、遠隔地に所在する遺産をいくつかのストーリーで関連づけ、際だって優れた世界的価値を明らかにするという、シリアルノミネーションに基づいて登録された世界遺産である。
ご当地熊本にも石炭産業に関連した施設として三池炭鉱万田坑と石炭積出港としての三角西港が構成資産に加わっている。今回の世界遺産では、主に製鉄産業に焦点を当てながらも当該世界遺産の登録にかかる経緯と各遺産の価値について、登録に関わった人間のひとりとして紹介・解説する。
※ 企業・行政セミナー は、熊本大学所属者を対象としています。
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