2018-07-19
行政セミナー
講演者: 石井 良和 (東邦大学医学部微生物・感染症学講座 感染制御学分野 教授)
演題: 国際標準化の重要性と必要性
日時: 2018年 7月19日(木)15:00~16:30
場所: 医学教育部図書棟3F 第1講義室
講演概要:
世界各国が勝手に量や長さ、重さの単位、各種システムの規格を作ると多くの不具合が生じてしまいます。したがって、量および単位やねじ、歯車、外科用器具、食品、臨床検査、法医学、バイオテクノロジー、情報技術などで様々な分野で国際的な統一規格作りが進められています。そのためには、規格あるいは要求事項を定めるための退屈で難解な書類の作成が必要になりますが、本セミナーでは、日本が国際規格を軽視したことにより不利益を被った事例、小規模な会社が保有する特許を生かした国際規格文書を作成し、大きな利益を得た事例などの実例を提示します。最後に、自身がかかわっている全ゲノム解析によるの食中毒原因菌の特定法の標準化についても触れたいと考えています。
PDF:180719gs
※ 企業・行政セミナー は、熊本大学所属者を対象としています。
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