企業セミナー

講演者：　永山　伸一 （一般社団法人メディポリス医学研究所 経営管理本部 オフィス熊本 室長代理/
メディポリス国際陽子線治療センター診療部 薬剤科長代理）

演題：　九州初の陽子線がん治療専門施設が目指す新たな医療のカタチ

日時：　2019年 7月12日（金） 13:15- 14:45
場所：　薬学部第一講義室

講演概要：

メディポリス医学研究所　メディポリス国際陽子線治療センターは、株式会社新日本科学が年金保養施設「グリーンピア指宿」の跡地を再開発して、社団法人を設立し、開設された九州初の陽子線がん治療専門施設で、日本では珍しいリゾート滞在型医療です。このセンターでは、陽子線治療技術を生かした最前線のがん治療研究・開発が行われています。

そこで、以下の４項目を主軸に話をしていただきます。

・ センター設立の歴史や南九州から日本に留まらず、海外への事業展開と至った経緯

・ 最前線のがん治療の臨床例として、膵がんの高い治療効果や新規特許４件を用いた世界で最初の本格的な陽子線・乳がん治療などについて、薬剤師として目の当りにした、その治療のメリットと治療患者の人生の質を高めた治療経験

・ センターの特徴である「病院らしくない病院」・「患者さんらしくない患者さんがいる病院」のコンセプトや、患者と家族が長期の治療期間中にリラックスして楽しんで過ごしていただくためのリゾートホテル隣接型の医療

・ ＜珍しいキャリアパス＞

株式会社新日本科学の薬学研究者から、メディポリス国際陽子線治療センターの技術部長兼研究部長、薬剤科長の変遷、そのキャリアパスから大学時代を振り返り感じた事。それぞれの節目で、薬学や研究者として、迷い・考え・決断したか、その際に学んだ事や経験がどのように活かされたか話したい。

PDF: 20190712bs

※　企業・行政セミナー は、熊本大学所属者を対象としています。