講演者: 李 彰美 (立教大学)
演題: 韓国における医療観光の現状
日時: 12月19日(金)13:15-14:45
場所: 薬学部総合研究棟多目的ホール
講演概要:
韓国では、医療観光に関する様々な施策が積極的に推進されており、2009年約6万人だった医療観光客数が2013年には21万人以上となり、急速な成長を遂げている。韓国政府は、医療観光客誘致および宿泊に関する規制緩和、医療観光客のための法律改正、医療観光専門人力の育成など、医療観光に力を入れている。韓国の各自治体も医療観光客誘致に積極的に関与しており、病院や関連業者などの医療観光への参加を促している。医療観光関連業者は様々な医療観光商品を提供しており、韓国の医療観光はさらに成長していく見込みである。本講演では、韓国の医療観光への取り組み、推進現状、医療観光商品の事例などを紹介し、韓国の医療観光の特徴について説明する。
講演者: Timothy LEE (立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 教授)
演題: 医療ツーリズム - 国際潮流とビジネス戦略
日時: 12月19日(金)15:00-16:30
場所: 薬学部総合研究棟多目的ホール
講演概要:
医療・ヘルスツーリズムは、今や世界規模の成長産業となっている。生き残りをかけて競争は熾烈を極める。本セミナーでは、市場動向、戦略的アプローチ、国策など様々な視点をからめて、東南アジアやヨーロッパ(タイ・マレーシア・シンガポール・ハンガリー等)で展開する特色豊かな医療ツーリズムを紹介する。その現状を見据え、日本がとるべき戦略とは、確かな医療技術を武器に、イメージ戦略を駆使しつつ、世界における確固たる地位を築くことだ。医療産業と観光産業を効果的に融合できれば、この巨大な市場を掴みとることが出来る。双方win-winの関係は如何にして構築できるのか?共に考えたい。
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担当: 石田特任助教