2018-10-12
企業セミナー
講演者: 安川 文朗 (横浜市立大学 国際総合科学部 大学院国際マネジメント研究科 教授)
演題: 命の価値を測る~政策決定における価値評価の動向~
日時: 2018年 10月12日(金) 13:15- 14:45
場所: 薬学部宮本記念館コンベンションホール
講演概要:
中医協が今年から薬価改定に一部の高額医薬品の費用対効果結果の参照を行うこととなりました。このように、わが国の政策決定において費用対効果や費用対便益の導入が進んでいます。しかしこうした費用対効果や費用対便益の技法には、いくつかの課題が存在しますし、また適用可能性も万能ではありません。このセミナーでは、いくつかの政策決定におけるコスト分析の実態とその意義を検討しながら、IT化が進展するこれからの社会における人間の命や技術の価値測定の課題と可能性について議論します。また、技術やイベントの価値評価のみならず、一国の政治のあり方そのものの評価についてもその動向を紹介して、現代社会における「価値評価」のあり方について考えたいと思います。
PDF: 181012bs
※ 企業・行政セミナー は、熊本大学所属者を対象としています。
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