行政セミナー
講演者: 馬部 隆弘(大阪大谷大学文学部歴史文化学科・准教授)
演題: 日本最大級の偽文書「椿井文書」
―江戸時代の偽文書が現代にもたらす影響―
日時: 2022年9月15日(木)15:00- 16:30
開催場所:薬学部宮本記念館コンベンションホール
*Zoomの同時配信を行います。 Zoom ミーティングのID、パスワードはMoodleの
” HIGO企業・行政セミナー/ HIGO Business and Governmental Seminar”でご確認ください。
https://md.kumamoto-u.ac.jp/course/view.php?id=84771
*本セミナーはe-learningでの開催はありません。
講演概要:
椿井文書とは、山城国相楽郡椿井村(現京都府木津川市)出身の椿井政隆(1770 ~ 1837 年)が、依頼者の求めに応じて偽作したもので、中世の年号が記された文書を江戸時代に写したという体裁をとることが多い。そのため、見た目には新しいが、内容は中世のものだと信じ込まれてしまうようである。彼の存在は、研究者の間でもあまり認知されてこなかったため、正しい中世史料として世に出回っているものも少なくない。近畿一円に数百点もの数が分布しているというだけでなく、現在進行形で活用されているという点でも他に類をみない存在といえる。
ポスターPDF: 220915gs
■ 新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を十分行い実施いたします■
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・定員は50名です(定員を超えた場合は、Zoomにて受講をお願いいたします。)。
問い合わせ先メールアドレス:higo-program[atmark]jimu.kumamoto-u.ac.jp ([atmark]→@)