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メッセージ

■プログラム代表者 熊本大学長 原田 信志

平成24年度に採択された「グローカルな健康生命科学パイオニア養成プログラム(HIGOプログラム)」は、九州という地域性とアジアを俯瞰する世界観を連結したグローカル社会における課題とニーズを捉え、健康増進と疾病対策のための最新の知識と技術を有する次代の医療人・専門職業人を養成するプログラムです。

このプログラムでは保健や医療行政に携わるリーダー、アジアに展開する企業などで活躍できるリーダー人材、グローカルに教育研究に活動するアカデミックリーダーの育成を目指しています。

そのため、専門分野の枠をこえた教育・研究指導、特徴的なセミナーの開催、またインターンシップを導入した質の高い学位プログラムを展開しています。

文部科学省からの支援は、平成30年度で終了しましたが、令和元年度からは大学独自の資金により、プログラムを継続するとともに、プログラムの優れたカリキュラムや学位の質保証システムを全学の大学院教育に展開し、本学の教育改革を進めて参ります。

 

 

 

■プログラム責任者 熊本大学大学院医学教育部長 富澤 一仁

HIGOプログラムは、平成24年度に文部科学省の博士課程リーディングプログラムに採択され、医学・薬学の大学院と行政・産業界が連携して、グローカル(グローバル+ローカル)な「健康生命科学の次世代リーダー」の育成に取り組んできました。これまでに送りだした修了者は、製薬企業・国立研究機関、学術教育研究機関への就職をはじめ、起業した修了者もいるなど、期待していたような独特かつ多様なキャリアパスを実現しています。おかげさまで、本プログラムは、文部科学省の支援期間最終年度となる平成30年度実施の事後評価で最高評価「S」評価を受けました。令和元年度以降も、目的に沿った優秀な人材の育成に取り組んで参ります。

本プログラムを選択・履修する多くの学生の皆さまが、健康生命科学の分野でグローカルに活躍する次世代リーダーとなるべく、成長し飛躍されることを期待しております。

 

■プログラムコーディネーター 熊本大学大学院生命科学研究部 特任教授 小椋 光

近年、アジアは急速な経済成長を遂げており、多くの日本企業がアジアへ進出しています。そして、日本の未来を考えたとき、アジア諸国との関係は一層重要なものになっていきます。そこで、本HIGOプログラムは「健康生命科学」の分野で、九州・アジアの地域の社会と産業界のニーズを理解し、グローカル(グローバル+ローカル)に諸課題を解決できる理系ジェネラリストともいうべき博士人材を育成します。そして「アジアへの玄関口」でもある熊本・九州から、
(1)企業のアジア進出を推進するリーダー
(2)国内外の医療行政に携わるリーダー
(3)国際的に活躍する研究教育リーダー
などを輩出します。

 

本プログラムでは、産官と連携し、国内外の企業・行政機関でのインターンシップや各界のリーダーによるセミナーを実施しています。その中で、医療・環境・観光など、様々なテーマにおける課題を発見し、解決策を提言する機会をつくり、「ローカルとグローバルの双方向に展開できる力」を養います。例えば、水俣水銀問題という熊本のローカルな課題への取組みは、アジアや世界の環境問題へとつながっています。
逆に、WHOや世界銀行などにおけるグローバルな公衆衛生の取組みは、九州・アジアのローカルな問題の解決につながります。本プログラムの学生たちには、これらのテーマに対する取組みを通じて「九州・アジア・世界のいずれにおいても、人々と協働し、あらゆる課題を解決できるリーダー」に育ってほしいと考えます。

 

本プログラムには、日本人学生に加え、多様な国籍の留学生も在籍しています。志の高い学生たちが、国境を越えて、互いに刺激し合い、「健康生命科学の次世代リーダー」として、未来を切り拓いてくれることを願います。そのために、プログラム担当者・特任教員・事務支援者が一丸となり、産官と連携しながら、学生に様々な機会を提供し、支援していきます。近い将来、国内外の企業・行政機関・学術機関などで活躍するリーダーを輩出するHIGOプログラムへのご理解とご支援をお願いいたします。

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