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HIGOプログラム生リーディングフォーラム 2019

2019-11-30

博士課程教育リーディングプログラム フォーラム2019

2019-11-30

 

2019年11月30日に東京で行われた、リーディングフォーラム2019に、HIGOプログラム生2名と教職員3名が参加しました。プログラム生らは、全国のリーディング大学院に所属する様々な大学院生たちが一堂に会したワークショップに参加。「10年後の世界をどのように変えたいか・変えられるか」をテーマに、2030年までの持続可能な開発目標 (SDGs) に関してグループ討論を行いました。

 

井上 雅理(薬学教育部 博士課程2年)

私のグループは、SDGsの一つである『つくる責任、つかう責任』をテーマに『ゴミという概念のない世界』の実現に向けて話し合いを進め、その世界を達成するためのプレゼンテーションを最後に行いました。その際、メンバーの所属が、全員異なる大学 (東京大学、豊橋技術科学大学、京都大学、大阪市立大学、早稲田大学、熊本大学) であることや多様な学部 (理学部、工学部、総合人間学部、薬学部) であることから、様々な課題 (国内や途上国の食糧自給問題、機械トラブルに対する人の取組み方問題、原発問題、ゲノム編集など) が議題にあがり、21世紀の現代社会においても多種多様な課題があることに大変驚きました。また、日頃から他分野の社会課題に関心を持ち、自分だったらどのように解決するか思考し続けることが重要であると強く実感しました。

今回のフォーラムを振り返って、他大学の同世代の皆と共通のテーマをもとに討論を行うことができ、大いに勉強になりました。また、同世代の皆が日頃どのようなことに関心をもち、どういったことを考えているかを知る良い機会となりました。中でも、食糧問題や人口知能、ゲノム編集に皆強い関心を持っており、私もそれらの周辺知識を身につけたいと思いました。さらに、ファシリテーターの方から言われた「10年後のヴィジョンを明確に持ち、そのヴィジョンを達成するために必要なことがあなたの課題である」という言葉に強い印象を持つと同時に、課題発掘能力とは何か、課題解決能力とは何かを考える良い機会となりました。

最後に、今回のリーディングフォーラムへの参加を支援して下さったHIGOプログラムに、強く感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Anamika DATTA (医学教育部 博士課程3年)

Leading Graduate Schools Forum 2019 is the curtain call of this forum started from 2011, contained presentations and dialogues by the future leaders on SDGs and Society 5.0. Leading program students are the representative of 5.0 society and Japan look forward to this group of people to be the future leaders. SDG goal 3 was the topic of my team’s discussion and we focused on ‘Universal health coverage’ to achieve this truly universal for all nations. Group discussions and opinion exchange sessions were creatively informative. This program was an excellent opportunity to think about making the society and the world sustainable without leaving anyone behind.