Internship
インターンシップ
■夏期 文部科学省インターンシップ 2017.9.19-9.29
■参加者
HIGOプログラム(学生1名)
■目 的
文部科学省は、教育の振興を通じた創造的人材を育成する行政機関である。前田有紀氏の「HIGOプログラムでの経験」、「研究」、「社会貢献」の三つを結びつけることを目的に、研究振興局ライフサイエンス課で、バイオテクノロジーの施策と今後の課題に関する会議に参加する。
■内 容
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ライフサイエンス課で参加した「バイオ戦略に関する施策と今後の課題に関する課内の戦略会議」では経済産業省の施策との比較を行い、文部科学省として実施するべき施策の策定を行った。2000年以降、日本からの研究論文の総数およびトップクラス論文の減少が続いているため、この現状を打破するためにバイオリソース等の研究基盤整備と、産学連携の促進を行うことで、包括的な支援を強化することを確認した。また、広報活動にも参加して、国民理解を得ることの重要性を学習した。
インターンシップを終えて
前田氏は製薬会社に就職し、医薬品を開発することで社会貢献できる人材となることを目指し、将来的にはプロジェクトリーダーとして、画期的な新薬創出を行うことを計画している。今回のインターンシップでは、学生の段階から、健康・医療の分野における実務を経験し、国の意思決定や社会のニーズ把握を体験することができ、創薬における産学官のチェックポイントと指向性を理解し、今後の学習の方向性を見出した。
■参加した学生の声
私は、文部科学省での具体的な仕事内容や行政の役割を知りたいと思い参加していたため、初日の打ち合わせでは、実習の内容として、ライフサイエンス課の通常業務への従事を希望しました。業務ごとに、担当職員の方から丁寧にフィードバックをもらうことができ、業務内容を理解することができただけでなく、組織として働く上で、職員の方々がどのような点に気をつけながら仕事を進めているのか、についても学ぶことができました。