Internship

インターンシップ

■川澄化学工業株式会社 2016.9.6- 2016.9.9

■参加者

HIGOプログラム(学生11名、教員3名)

■目 的

九州・大分を基点にグローバルに活躍するディスポーザブル医療機器および先端医療機器メーカー「川澄化学工業」で、ものづくりの考え方や工程を具体的に学び、医療機器メーカーについて知識を深めること。

■内 容

インターンシップを終えて
ものづくりを行う医療機器メーカーで講義を受け、工場内も見学し、実物に触れる等の経験もさせていただいた。グループワークでは、学生と企業におけるチームワーク・コミュニケーションの違いおよびその差を是正する方策を模索した。日常の研究では、使うことはあっても作ることはない医療機器、その一端に触れた学生たちにとってはとても新鮮で、刺激的なものだったように思えた。また、ものづくりを行う企業の実際を見て、自分たちの生活に反映させたいという学生が多く見られたのも収穫であった。一方で、一部の学生は、自国の腎不全や透析状況と照らし合わせて、どうやったらこの透析機器を輸入できるかビジネスチャンスとして捉えていた。また、はじめは留学生と話せずコミュニケーションを取るのが難しいように見えた学生が、最終日には、積極的に話しかけている姿が見られ、これも、グループワークの課題としてコミュニケーションを設定していただいたおかげで得られた収穫だと感じた。総じて、本インターンシップでは得られるものが多くあり、学生たちも大変満足した印象であった。受け入れ企業であった川澄化学工業株式会社関係者様に感謝申し上げたい。

■参加した学生の声

医療機器メーカーについてあまり知識がなかったので、とても勉強になりました。今回のインターンシップで学んだことを生かすため、研究室の範囲でできることを行ってみるつもりです。今回学んだことの中でも、チームワーク・コミュニケーションは、研究においても大切なことなので、自分の研究に対する明確な目標を持ち、その目標に向かってチームワーク・コミュニケーションが取れるように頑張りたいです。また、個人の人間力を高めるためにも、講義であったような積極性や疑問を持つこと、信念を持つことを意識していきたいと思います。

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